四柱推命の成り立ち

四柱推命(しちゅうすいめい)は、いまから千年以上前の中国で体系化された占術です。 人が生まれた瞬間の「時の気」が、その人の性質や運命の流れを形づくると考え、 生年月日(と生まれた時刻)を干支(かんし)に置き換えて読み解きます。

「四柱」とは、年柱・月柱・日柱・時柱の四つの柱のこと。 それぞれが二本の柱のように積み上がり、その人だけの設計図を描きます。 この設計図を命式(めいしき)と呼びます。 フクロウ神社では、生まれた時刻が不明な方も多いため、 精度が安定する年・月・日の三柱を用いて鑑定しています。

命式を組み立てる「十干」と「十二支」

一つひとつの柱は、十干(じっかん)十二支(じゅうにし)の 組み合わせでできています。十干は天の気、十二支は地の気を表すとされ、 この二つが対になって「甲子(きのえね)」のような干支を作ります。

十干 甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸
(木火土金水を陰陽に分けた十種)
十二支 子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥
(時間と方位、季節をあらわす十二種)

なかでも重要なのが、生まれた日の十干である日干(にっかん)です。 日干はその人の「本質」そのものを示すとされ、四柱推命の鑑定の中心になります。 たとえば日干が「甲(きのえ)」の人は、天へまっすぐ伸びる大樹のように、 強い意志と理想を持つ——というように、日干ごとに核となる気質が読み取れます。

日干10種の核となる気質(早見)

自分の日干がわかると、本質をつかむ手がかりになります。十干はそれぞれ五行を陰陽に分けたもので、 同じ五行でも陽(甲・丙・戊・庚・壬)はおおらかで外向的、陰(乙・丁・己・辛・癸)は繊細で内に深い、という傾向があります。

甲(きのえ)
木の陽
天へ伸びる大樹。まっすぐな向上心とリーダー気質。
乙(きのと)
木の陰
しなやかな草花。柔軟で協調性に富み、粘り強い。
丙(ひのえ)
火の陽
輝く太陽。明るく開放的で、人を照らす華やかさ。
丁(ひのと)
火の陰
灯火(ともしび)。繊細な情熱と、内に秘めた知性。
戊(つちのえ)
土の陽
大地・山。どっしりと構える安定感と包容力。
己(つちのと)
土の陰
田畑の土。育てる才と、地道に実らせる堅実さ。
庚(かのえ)
金の陽
鋼・刀。強い意志と決断力、まっすぐな正義感。
辛(かのと)
金の陰
宝石・砂金。洗練された美意識と繊細なこだわり。
壬(みずのえ)
水の陽
大河・海。スケールの大きさと自由な発想。
癸(みずのと)
水の陰
雨露・清水。静かな知恵と、深く潤す優しさ。

年と月の境目は「節気」で決まる

四柱推命でつまずきやすいのが、年と月の区切りです。暦の上の元日(1月1日)ではなく、 立春(りっしゅん/およそ2月4日)をもって一年が改まります。 また各月の境目も、カレンダーの1日ではなく二十四節気を基準とします。 たとえば2月初旬の生まれでも、立春の前か後かで年柱が一年ずれることがあります。 フクロウ神社の鑑定では、立春日の年ごとの揺れまで計算に取り込み、 この境目を正確に判定しています。

五行のバランスを読む

命式に並んだ干支は、すべて木・火・土・金・水の五行のいずれかに属します。 どの気が多く、どの気が欠けているか——その偏りこそが、その人の個性であり課題です。 たとえば木の気が強い人は成長力と創造性にあふれ、 土の気が乏しい人は安定や継続を意識すると運が整う、というように読み解いていきます。 五行については「五行とは」で詳しく解説しています。

フクロウ神社での四柱推命

フクロウ神社の守護フクロウ鑑定では、 あなたの生年月日から命式(年柱・月柱・日柱)を自動で割り出し、 五行のバランスを数えあげます。そして最も優勢な五行を導き、 その気を象徴する守護フクロウをあなたのそばに呼び寄せます。 日干が示す本質、五行が示す強みと課題、そして守護フクロウからのことば—— 四柱推命は、フクロウ神社の鑑定の最も深い根を支える占術なのです。

よくある質問

Q. 生まれた時刻がわからなくても占えますか?
A. 占えます。生まれた時刻は「時柱」を立てるために使いますが、母子手帳などがないと正確な分単位の時刻は分からないことが多いものです。 フクロウ神社では、時刻が不明でも精度が安定する年・月・日の三柱で鑑定しています。本質を示す日干や五行のバランスは、この三柱でしっかり読み取れます。

Q. 2月初めの「立春前」生まれは、年柱がずれるって本当ですか?
A. 本当です。四柱推命では一年の始まりを元日ではなく立春とするため、立春より前に生まれた方は前年の干支で年柱を立てます。 立春の日時は年によって2月3日〜5日ごろに揺れるので、フクロウ神社では節入りの日時を計算に取り込み、この境目を正確に判定しています。